どんな小さなことでもお伝えしていくのが私たちの使命です。
店主「須田」が大好きな酒だけを厳選してご紹介!「旨いのはどれ?」とか野暮なことは聞かないでください。全ての酒がとびきり旨いです!
日本の伝統芸能"文楽"。世界に誇る人形浄瑠璃の舞台は、義太夫・三味線・人形遣いの三つの要素で紡ぎだされる物語を通して、国内外の多くの人々を魅了してきました。
文楽をこよなく愛した創業者の亀吉は、この三位一体の精神を米、麹、水で造り出す日本酒に生かしたいという想いを込め、銘柄を"文楽"と命名しました。
秩父からの質の良い中硬水を仕込み水につかい、蔵人が目指す酒質に合わせて吟味した酒米を丁寧に醸した文楽の日本酒は、淡麗な味わいが特徴です。
昔ながらの日本酒を大事に造りつづけながら、市場の変化を見据え、平成10年(2000年)にはスパークリングの開発、平成18年(2008年)にはリキュールの製造を開始し、その後、生もと仕込みへの挑戦、麹の甘酒、塩麹などの調味料、化粧品開発など、従来の日本酒のイメージを覆す新しい試みを続けています。
代表の「北西隆一郎」は過去と未来に挑戦しつづける、革新的挑戦者です。そして何よりイケメンです。夜中に犬の散歩を良くしています。
「一升の酒、一生飲んで頂ける酒を、一生懸命提供する」神亀酒造は江戸時代末期の嘉永元年(1848年)創業。当時の屋号は伊勢屋本店でした。昭和62年(1987年)には、仕込む酒のすべてを純米酒に転換。戦後初の全量純米蔵に。
「神亀」は、かつて蔵の裏手にあった「天神池」に棲むという「神の使いの亀」に因んだ銘柄名。「ひこ孫」とは曽孫の意、三年以上の熟成を経た酒に冠らせる銘柄です。
「とにかく良い米を。」と求め続けて、有機栽培の酒米を使い始めましたが、仕込んでみると、醗酵の経過も、酒の生命力も全然違う。「酒は、米から。」という事実を再認識することになりました。
時間による熟成が加わることで、酒の味はさらに豊穣なものへと開花していきます。これからも、米の良さが伝わるような、じっくりと熟成させた豊かな味わいをお届けしたいと思います。
私が、この道(酒屋)に入って間もないころ、お店の未来について考え彷徨っていたときに初めて突撃したのが神亀酒造でした。先代の「小河原良征」さんにアポなしで訪問させていただき(当時で既に有名な蔵だったので、アポすら取れないだろうし、こんなバカ造にわざわざ時間を空けていただくのも恐縮だなと思っていたし、もし突撃して立ち話でもしてくれたらなんて思っていたので)お話ししてくれたのが嬉しかったのを思い出します。最初は卸してくださいなんてとてもじゃないけど言えず、ただただ私を知ってもらうだけ。(先代は無口なもので、ずっと緊張。)近いので何度も通っているうちに宮崎のマンゴーの話になって、「ちょっと待ってろと」。宮崎マンゴーと1枚の紙を持って現れて、宮崎マンゴーの現物を見ながら、「はい」みたいな感じで渡されたのが【注文書】!!一生忘れられない出来事で、あれがあったからこそ今があります。本当に一生感謝してもしきれません。
追伸:ちなみにマンゴーは貰えませんでした。。。
「近江やに名高き松の一本木、先からさきへと聞くさゝ浪」心をこめて人に喜ばれる酒造りをしていれば、人から人へ「さゝ浪」の如く、世の中に伝わっていくだろう。そんな思いを初代、麻原善次郎が詠んだ歌です。麻原善次郎は琵琶湖の畔に生まれ、九歳にて東京青梅の酒蔵へ奉公に入り、二十九歳の時、現在の地、毛呂山にて開業するに至りました。
とにかく埼玉の異端児といえばここ!どんなことにも挑戦して、どんなことも成し遂げてしまうバイタリティが素晴らしいです!
寛延元年(1748年)に中山道の宿場町のあった現在の地に、近江商人であった釜屋新八が、武蔵野の優秀な酒米と近くを流れる利根川の豊富な水に目をつけ、また中山道と日光街道という主要な街道で、大商圏江戸を近くにするという地の利を得て創業しました。現在は特定名称酒以上を主体に、原料米にこだわり手間を惜しまず丁寧に醸す昔ながらの日本酒造りに力を注いでいます。
日本という島国で独自の進化を遂げてきた日本酒は、世界的に見ても高度な技術で醸されています。長い年月の中で洗練された酒造りですが、その技術の奥にはまだまだたくさんの可能性を秘めています。伝統の技術を継承し、研鑽させていくとともに、新たな日本酒の可能性に挑戦していく蔵元です。
「酒としての旨みは十分にありながら、食事を邪魔せず、いつまでも飲み飽きない酒。」それが、八海醸造が目指す日本酒です。
心のこもった料理。食卓を囲む人の笑顔。尽きせぬ話題。そんな食事の場にあって、料理の細やかな味わいを打ち消すことなく、弾む会話を邪魔することなく、盃を重ねていくうちに、ふとその美味しさに気づくような酒。
食に寄り添いながら、食事の邪魔をしない。旨みがあるのに、飲み飽きない。辛口なのに、尖ったところがない。淡麗なのに、深みがある。まるで磨き抜かれた玉のようにきれいな酒。
仕込み水は霊峰・八海山の伏流水「雷電様の清水」。選び抜かれた酒米と、人の手で丁寧につくられた麹を用いて、最高の道具と、長年の修練で身につけた技術を駆使し、できうる限りの人為を尽くした酒づくり。それが八海醸造の日本酒づくりです。
淡麗旨口――当蔵「〆張鶴」の酒質を言葉にすれば、こんな表現になるでしょうか。少しでも“いい酒”を造ろうと、蔵が一丸となって築きあげてきた味わいです。
当蔵の創業は文政2年(1819)。蔵を構える村上は、五百万石や高嶺錦など良質の酒造好適米を産出する米どころ。また、酒の味に影響を与えると言われる水は、敷地内の清冽な井戸水を仕込みや洗い水などに使用しています。この地下水は、鮭の遡上で知られる三面川の伏流水で、きめ細かな甘みを持つ軟水です。
当蔵に脈々と受け継がれてきたのは、酒造りに対する真摯な姿勢。良質の米と清冽な水を原料に、より皆様から喜んでいただける“うまい酒”を目指し、杜氏と若い蔵人らが日々、酒造りに努めています。
「雪中梅」の酒質を表現するときに、「淡麗旨口」という文句が使われます。これはかつて一世を風靡した「淡麗辛口」を踏まえたもので、きれいな甘口タイプの酒を形容する表現として定着したように思われます。
新潟には凡そ90場の清酒製造場があり、それぞれ独自の製法や味を誇っています。ただしそれでも多少、地域ごとの特色は在るようです。新潟県下で行われる市販酒研究会の分析値を見ると、県内で上越地方の清酒はやや甘口の部類に入ります。基本的に地酒の消費地は酒蔵の地元ですので、これは、上越地域では県内平均よりもやや甘口の酒が飲まれているという事実を示すものと思います。
現在の「雪中梅」の味の方針を定めたのは、戦後に蔵を復活させた丸山三郎治(丸山氏10世,4代目)であったと言われています。昔、清酒1升は大工の日当よりも高値であったと言います。三郎治は酒の飲み過ぎでお客様の家計が苦しくなるようではいけないと考えたようです。また、蔵の所在地は農村地帯であり周囲には農作業をする人々が多くいました。身体を使って仕事を終えた後、一日の疲れを癒すには甘口のほうが旨いだろう、それも飲み過ぎてはためにならない、2合ほど晩酌して満足できるような味が良いだろうということで、「雪中梅」の味が決まったといいます。
爾来、その精神を受け継ぎ、丁寧な酒造りを心懸けて参りました。里山に育まれた井戸水はドイツ硬度1前後(アメリカ硬度15-20mg/l)。「雪中梅」のやわらかな酒質はこの水の賜物です。
歴史の浅い酒蔵ではありますが、自然環境を守り、技術を磨き、情熱と真心をこめて、酒を醸しております。その酒が飲み手の皆様のお疲れを癒し、明日への希望を賦活するに足るものでありますれば、蔵元として幸いこれにすぐるものはございません。これからも、お客様に喜んでいただけるよう、精進を続けてまいります。
群馬県館林市の酒蔵。代表する銘柄「尾瀬の雪どけ」は、ほぼ全ての商品が純米大吟醸(精米歩合50%以上)で造られており、コストパフォーマンスの高さで定評があり人気があります。
酒質の高さでも多くの蔵元や酒販店からも注目される存在です。設備投資も積極的で自社精米、サーマルタンク保有数、火入れ用プレート式ヒーターの導入など 蔵元としては群を抜います。特に原料米には非常に気を使い、信頼のある生産団体から直に取引をした酒造好適米のみを使用しています。南部流の伝統技法を社員が会得し社員のみで酒造りを行っています。そんな中でも杜氏「堀越さん」の腕はピカイチで酒造りへの情熱も素晴らしいです!
蔵の名前でもある「龍神」は、仕込み水に使われている名泉「龍神の井戸」に因む。年間生産量約1300石の小さな蔵ながら、昔ながらの手作業に重点をおく丁寧な造りを実践。とくに全量限定吸水、全量手磨きの洗米など、原料処理の緻密さに定評があります。
小規模の蔵では珍しい自家精米機、瞬間火入れでフレッシュな酒質を保つパストライザー、低温管理のための冷蔵倉庫をはじめ、設備投資も惜しみません。
「龍神」シリーズは、酒米別のラインナップが充実。原料米は、すべて農家や生産者団体との自家取引で購入し、蔵内で自家精米。愛山、山田穂、雄山錦といった希少な酒造好適米も契約農家から仕入れ、酒米ごと工程を変えるほどのこだわりようです。派手なパフォーマンスはないが、和風惣菜から洋食系の料理まで、幅広い料理をカバーする懐深さで飽きさせません。
霊峰出羽三山のひとつ「鳥海山」のふもと日本海の雄大な自然に恵まれた、山形県遊佐町に蔵を構える高橋酒造店「東北泉」酒の仕込みから壜詰め等、全て鳥海山の伏流水を贅沢に使用しています。
醸造されるお酒は、全て本醸造酒以上の特定名称酒にこだわり、酒米の平均精米歩合は「56%」酒造りに適した軟水と、贅沢に磨かれた酒米、確かな醸造技術と品質管理で山形県内でも非常に人気の高い銘柄です。東北泉は、全国新酒鑑評会において何度も連続金賞受賞をしており、その素晴しい酒質を証明しています。
酒造りに適していると言われる軟水(鳥海山の伏流水)を使用し、水の良さが味わいにも大きく影響しており、香味バランスがとてもよく、やわらかい含みがゆっくりと広がり素直にすっと入っていく呑み口が特長です。呑んだ後に感じる豊かな旨みが余韻を引き、すっきりとしたキレのいい咽越しをお楽しみいただけます。
美寿々酒造は信州の片田舎、洗馬街道の山間にある、本当に小さな酒蔵です。けれども、心に残る旨い酒を造りたいと思う気持ちは、どんな蔵にも負けません。
蔵元自らが杜氏となって、醸し出す美酒はまろやかで、その味わいはどこか懐かしく、それでいて美しく、絶妙なバランスで喉に広がります。澄んだ空気と素朴な自然環境、蔵の裏山から湧き出る軟水と、この地で育った酒造米「美山錦」による、丹誠込めた手造りの酒は評価も高く、その希少価値もあいまって、酒通の間で話題となりました。
美寿々酒造は本当に小さな蔵です。それでも、美味しい酒を醸したいと思う気持ちはどこにも負けません。呑口軽快、ほのかに香る美酒。裏山から湧き出る清冽な御神水と、信州産酒造米「美山錦」による手造りの酒も自慢です。
創業明治二十六年。
身も凍るほどの寒さの中で醸される美寿々の酒は、この土地に暮らす人々に愛されてまいりました。希少な一本をぜひご賞味いただけますと幸いです。
文政5年(1822年)創業。当地敷地内にようやく掘り当てた井戸は酒造りに最適の水質、しかも水量にも恵まれた名水「正にこの水は良き泉よろこぶべき泉なり」よって酒の名を嘉泉と名付けたと伝えられる。現在でもその井戸より汲み上げて使っている。樹令数百年の欅の大木が茂る恵まれた環境で創業以来生産量にこだわらず品質第一「丁寧に造って丁寧に売る」を信条として今日に至っている。鑑評会の長年連続優等受賞はその裏づけです。
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