令和の米騒動から半年近く経過しました。令和6年産の新米が流通しはじめて米不足は解消されましたが、全体的にお米が高くなっています。
よくお客様から「いつ頃になったら値段は下がるのかしら」とお問い合わせをいただきますが、「下がらないと思います。むしろこの後上がると思います。」と回答しています。
なぜなら、下記の原因が考えられます。
- ① 例年、大手米穀業者の業務用のお米は令和5年産を12月いっぱいくらいまで使用するのですが、令和5年産のお米が不作で足りなくなってしまい、「新米の早食い」が起こってしまったこと。→令和6年産が9月から12月までの約4か月分豊作でないと早食い分を補填できません。
- ② 令和6年産が不作であること。
- ③ 離農者の大幅な増加。離農により毎年大きく圃場(田んぼ)が減少していること。
他にも様々な要因は考えられますが、上記要因により令和6年産の現状では不足しているので、価格は今後下がる傾向というよりも、上昇する傾向にあると思います。
(需要と供給のバランスが崩れている状態です。)
詳細は是非お店にてお問合せください。